ビオトープ(Biotop)とは、生物(bio)と空間(top)を合成した言葉で、生物群集の生息・生育場所を意味するドイツ語である。
また、ビオトープには緑地系(森林、草原、湖畔林等)・水辺系(湿地、湿原、河川、湖沼、干潟、海岸等)・農林系(里地、畦畔等)・市街地系(公園、街路樹等)など、様々な環境タイプが存在する。
※1「生態学辞典」(築地書館)では、ビオトープの定義を「特定の生物群集が生存できるような、特定の環境条件を備えた均質である限られた地域。生活圏。」と定義している。
ハビタット
ビオトープの類義語に「ハビタット(habitat)」があり、定義は「生物の個体、あるいは個体群の生息場所」である。また、ビオトープよりも比較的小単位の生息の場である。